新聞記事やニュースなどを通じてよく見かける「SDGs」という言葉。日本語にすると「持続可能な開発目標」となりますが、具体的な取り組み方をイメージしようとすると難しいのではないでしょうか?
一般企業にとっては大きすぎる目標にも思われますし、なにより費用対効果が期待できなければ、SDGsに取り組む意味をなかなか見出せません。
そんな中、SGDsの観点から事業を再編し、障がい者雇用を拡大し続けている老舗の造園会社が静岡県浜松市にあります。有限会社舩越造園。「ありがとうの循環を作るのが大事」と語る代表の舩越貴久さんに、SDGsと造園ビジネスの関係性について聞きました。
舩越 貴久
浜松市生まれ。東京農業大学でランドスケープや都市・庭園づくりについて学ぶ。卒業後に浜松へ帰省。地元の老舗造園会社で現場経験を積んだ後、舩越造園に入社する。2010年より障がい者施設と提携し、庭の草取りサービスやお墓の草とり・墓参り代行サービスを開始する。2014年、同社代表取締役に就任。草取り・墓参りサービスは北海道から九州までをカバーし、拡大を続けている。