今回のSDGs取組事例は株式会社イーモアさんです。
浜松市に本拠を置く 株式会社イーモア は、防滑(ぼうかつ)をキーワードに、人の集まる会場や交通機関、店舗等で転倒による怪我や死亡事故を未然に防ぐ活動をされており、公益財団法人 静岡県産業振興財団 が実施している令和3年度SDGs貢献企業支援事業にも採択されている活動です。
高齢化社会の影響により、転倒事故(滑ってころんだ)で死亡したり、寝たきりになったりする人は、年々増加傾向にあります。
平成29年度中の交通事故による死亡者数3,694人に対して転倒/転落による死亡者数は、9,673人にもなり、そのうちの85%が60歳以上の高齢者によるものというデータがあります。
まさに「防滑(ぼうかつ)」=「すべりどめ対策」の普及は、現在の日本社会にとって急務といえるでしょう。
特筆すべきは、防滑効果を高めるための原材料に、リサイクル材が多く使用されているところです。
株式会社イーモアは、屋根工事や外壁塗装を施工している会社(株式会社名倉ルーフ)が母体となっていて、屋根の解体工事で排出される瓦を再利用したり、規格外の「瓦」「陶磁器」をリサイクルして超微粒子粉末にしたものなどを使用しています。
「瓦」「陶磁器」とアクリル樹脂にて塗布しているので、一般的な金属の骨材や合成樹脂の素材とは違って、環境汚染につながる酸も使用しません。
「静岡県リサイクル認定製品」にも選ばれているエコロジー商品でもあります。
そういったリサイクルの面でも、大きな貢献をされているのではないかと感じます。
現在、防滑の普及を進めるため、精力的に様々な活動をされています。
今回のSDGs取組事例は株式会社イーモアさんでした。
目標3
すべての人に健康と福祉を
目標11
住み続けられるまちづくりを
目標12
つくる責任つかう責任
すべらん革命
https://suvelankakumei.jp/
特約店サイト
https://e-more.co.jp/