SDGsとは

目標7 エネルギーをみんなに、そしてクリーンに

目標7 エネルギーをみんなに、そしてクリーンに

すべての人々に、安価で信頼できる持続可能な近代的エネルギーにアクセスするルートを確保する

世界的なエネルギー需要は今後も増加が予想されており、それに伴い化石燃料の使用が増え、温室効果ガスの排出が増加するという問題があります。

このため、持続可能なエネルギーに移行することが重要視されています。

具体的には、再生可能エネルギーの利用促進、エネルギー効率の向上、エネルギーインフラの整備などが挙げられます。

また、エネルギーの利用に関しては、普及とアクセスの改善も重要な課題です。

現代的なエネルギーサービスが普及しない地域では、貧困や健康、教育などの問題が発生しやすくなります。

目標7の達成によって、地球温暖化の抑制や気候変動対策、エネルギー貧困の解消など、さまざまなメリットが期待されています。

世界中でエネルギーの持続可能性を促進することによって、豊かで持続可能な未来の実現に向けた一歩となるでしょう。

目標7では1〜3とa~bの5のターゲットで「エネルギーをみんなに、そしてクリーンに」の実現を目指していきます。

目標7におけるターゲット一覧

  • 1  2030年までに、安価かつ信頼できる現代的エネルギーサービスへの普遍的アクセスを確保する。

 

  • 2  2030年までに、世界のエネルギーミックスにおける再生可能エネルギーの割合を大幅に拡大させる。

 

  • 3  2030年までに、世界全体のエネルギー効率の改善率を倍増させる。

 

  • a  2030年までに、再生可能エネルギー、エネルギー効率及び、先進的かつ環境負荷の低い化石燃料技術など、クリーンエネルギーの研究及び、技術へのアクセスを促進する。その為、国際協力を強化し、エネルギー関連インフラとクリーンエネルギー技術へ投資を促進する。

 

  • b  2030年までに、各々の支援プログラムに沿って開発途上国、特に後発の開発途上国及び小島嶼開発途上国、内陸開発途上国の人々に現代的で持続可能なエネルギーサービスを供給できるよう、インフラ拡大と技術向上を行う。

 

次回以降の記事では、それぞれのターゲットについて詳しく解説していきます。

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