目標13 気候変動に具体的な対策を
「気候変動に具体的な対策を」とは、気候変動とその影響に立ち向かう緊急の対策をとるために示された目標です。
気候変動は太陽活動の周期の変化など、自然現象で生じる場合もありますが、産業が発達してからは、化石燃料の燃焼を伴う人間の活動が気温や気象のパターンの変化に影響を与えていると言われています。
さらに、気候変動は食料不足、水不足、自然生態系の変化、経済的損失、健康被害など、人々の生活に関わるあらゆる面に重大な影響を引き起こす可能性があるため、将来のリスクを軽減するための具体的な対策が求められています。
また、気候変動の影響は世界中で生じるため、特定の地域だけで対策を行うのではなく、世界中の国や企業が同じ危機感を持って政策や戦略を立てて行動することが大切だと考えられているのです。
目標13では1〜3とa~bの5のターゲットで「気候変動に具体的な対策を」の実現を目指していきます。
次回以降の記事では、それぞれのターゲットについて詳しく解説していきます。