SDGsが国連で採択されて5年が経過し、ここにきてようやく2030年のゴールに向けて世界の動きが活発化してきたように思います。しかし、そんな矢先の昨年の末ごろから、新型コロナウイルスというこれまでになかった脅威が私たちの前に立ちはだかり、せっかく盛り上がりつつあったムーブメントにストップがかかりそうな雰囲気です。
ただ、厳しい状況であるからとはいえSDGsの17のゴールは変わらず存在し、今この瞬間でも多くの人が貧困や差別といった人権にかかわる問題に苦しみ、生態系が温暖化などの気候変動の影響に悲鳴を上げているのは事実です。
この厳しい状況下とはいえ、その中から着手できる課題を見つけ、積極的にアクションを起こすことで目標達成に貢献する、そうすることでSDGsに対する高揚感を維持し、それに向けて取り組む組織の存在価値ひいては日本の価値を高めることができると考えています。
SDGs(Sustainable Development Goals:持続可能な開発目標)は、「誰一人取り残さない(leave no one behind)」持続可能で、よりよい社会の実現を目指す世界共通の目標です。
2015年の国連サミットにおいて全ての加盟国が合意した「持続可能な開発のための2030アジェンダ」の中で掲げられました…
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公的機関と企業、市民社会が連携し合う官民市民パートナーシップを強化することは、政府単独では対応しきれない複雑な課題に対処するうえで効果的です。 各主体…
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持続可能な開発を進めるには、政府だけでなく企業、市民社会、学術界など、さまざまな主体が協力を深めることが重要です。 資金や技術、人材が限られる開発途上…
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